劣等感をどう捉えるか
「嫌われる勇気」でおなじみの心理学者アルフレッド・アドラーの言葉に
「劣等感は病気ではない。人間の努力と成功の基礎だ。同時に心理的不適応に関するあらゆる問題の基礎である。人間であることは、劣等感を持つことである。」
というものがあります。
アドラーさん深いこと言いますなー
一番良くないのは、劣等感から他罰的になり、相手を陥れることにエネルギーを使うこと。
学校、アルバイト先、職場、ママ友グループ、どこにでも必ずいますよね。
悪口・陰口大好きさん。
最初は社交的で面倒見のいい人のようにみえるのでうっかりLINE交換したらあら大変。
グループを作ってトイレもランチも必ず誰かと一緒に行動。
その場にいない人の悪口を聞かされ、「あなたもそう思うでしょ?」
同調しないと「変わってるわね~」
こういう人は、劣等感がつよく他者に嫉妬しやすい傾向にあります。
また、自分が絶対正しいと思っているので、悪口という認識がありません。
誰かを批判することで快楽物質が出ると脳が覚えてしまっているのでやめることができません。
悪口を言わないことが本人にとってとても強いストレスになってしまいます。
こうなると人は負のスパイラルに陥ります。
人と比べて劣等感を持つ➡その人の悪口・いやがらせ行為をする➡自分の方が優位だとマウンティングする➡一時的に優越感を感じる
どんどんエスカレートして歯止めが利かなくなり、そんな人からはまともな人は離れていってしまうので、最後は周りから嫌われて孤立してしまいます。
そんなほたても若い時にグループを作って陰口言っていたりしました(反省)
でも大人になって心理学を学んでから、『これは劣等感からくるものなのか、危険だ』と思い、外で愚痴は言わないようにしています。
一方で劣等感をエネルギー源にして成長していく人もいます。
劣等感はいい面も悪い面も併せ持つ
諸刃の剣なんですね。
よく「他人と比較することは無意味だからやめましょう」という言葉を目にしますが、それって絶対無理だと思います。
それができたら苦労してないです(笑)
だって小さい頃から集団教育を受けて嫌っていうほど他人と比較されてきたし、人は一人では生きていけないのだから、他人と比べるなっていうのは少なくともほたてには難しいかな。
劣等感は人間なら必ず持っているものです。
それ自体にものすごいエネルギーがあるので、いい方向に使えば成長するし、悪い方向に使えば破滅します。
大事なことは、劣等感を悪い方向に使わないことです。
人間であれば必ず持っているものだから、それに苦しむだけの人生なんて損ではありませんか。
最後まで読んで頂きありがとうました🍀
会社辞めたい人の背中押します。
ほたては20代後半で新卒入社した民間企業を退職しました。
同年、国の制度を利用して医療系専門学校に入学し、国家資格を取得して30歳で再就職。
今もその職場で、土日休み、残業なし、人に恵まれ働かせてもらっています。
新卒の会社を辞めようと思った理由は
・全国転勤 (君あしたから福岡いける?)
・シフト勤務 (早出、遅出、終日など)
・面倒な人間関係、各種ハラスメント
・不規則な生活 (12連勤など女子にはハードモード)
・働き方改革による残業調整 (事務仕事は基本持ち帰る)
など
異動があるため人間関係は変えられますが、勤務形態は変えられない。。
結婚後もこの働き方を続けるのか…と思うと自信がなかったからです。
ちなみにこの時結婚の予定はなく完全に杞憂
結婚した先輩は辞めていき、育休明けの時短勤務の女性社員への冷待遇をみていたので先が思いやられました。
また、若いうちはやる気や根性で評価されても、社歴を積むと地頭やもともとの素質が大事なんだと思い知るほたて。
休日も仕事にあてないと評価が落ちる一方…
ほたて、自分が無能だと自覚したってよ。
だからこそ、会社を辞めることが不安でした。
スキルも何もない自分がこの先どう生きていくのか…
ほたての若いころは
・正社員至上主義
母親から「女性でも定年まで正社員、子供2人は当たり前」と言われて育った
・今ほどSNSが発達していなかった
本も読まなかったので、ライフプランについて考えることもなかった (言い訳)
・新卒就職先は小売業総合職 (就職氷河期ですぐに内定が出たこと、知名度があり福利厚生がよかったので早々に就活戦争がら離脱したアホ)
そんなわけで努力もせず、サラリーマンとして企業に雇用されること以外の働き方、お金の稼ぎ方があることを全く知らず就職しました。(頭悪すぎ)
お金や資産運用についても無知だったので
・保険営業のかっこうのカモとなり、22歳の超健康女子が終身型生命保険で月1万円を
払う (初任給20万)
・企業型財形貯蓄制度や退職金運用などお金に関することはさっぱりなので無視
・一人暮らしの生活費はザル
でも社会に出たての新入社員なんてみんなこんなものだよね…??汗
今は民間保険は解約し
①投資信託
②個人型確定拠出年金
で資産運用しています。
超低金利の今、普通預金で預けていても何にもならないので、資産運用でお金にお金を稼いでもらおうという発想です。
2007年 0.198%
2022年 0.001%
昔は100万円を1年預けておくだけで1980円増えましたが、今は10円しか増えません。
それでも経済的な不安は
・失業保険
・実質自己負担のない教育訓練制度の利用
・貯蓄による資産運用
でかなり軽減されました。
失業保険も教育訓練制度も財源は税金ですが、納税者のみなさまに感謝しながら利用させて頂きました。
この制度がなければ今のスキルも仕事もありません。
ほたての父母は一社を定年まで勤めあげていますので、それはもう努力と忍耐の賜物だと思い尊敬と感謝しかありません。きっと何度も辞めたいと思うことがあっただろうに家族と子供のために働いてくれたのだと思います。
本当は誰だって転職なんて面倒なことしたくないですよね。
ただ、今は働き方を選べる時代です。チャレンジしやすい時代です。
「せっかく入った会社なのにもったいない」
「逃げるのか」
当時のほたても言われました。
本当に心配してくれている人なら、
「こうしてみたら?」
と具体的にアドバイスしてくれるはずです。
批判だけする人は自分ではチャレンジしない人。
なにもしない人ほど成功体験がないので批判して人の足を引っ張ることしかできない
だから一歩踏み出す勇気を持ってほしい。
今の上司の言葉
仕事なんて、本気でやった奴の負け。
最後まで読んで頂きありがとうございました🍀
婚活アプリを〇か月で卒業して結婚した話
ほたてが婚活アプリを利用したのは4年前。
登録3か月でアプリを退会し、1年以内に入籍しました。
夫は一言で言うと“与える人”。
温厚で優しく、家事も完璧にこなしてくれます。
当時、28歳。
交際していた彼と別れ、焦っていました。
『アラサー独身、無職』
なんというパワーワード。。
思わず目を覆いたくなってしまう肩書き。
こんなはずじゃなかった!
本気でそう思いました。
世間的には、ある程度年齢を重ねた独身女性=キャリアウーマンですよね。
友人たちはバリバリ働き、30歳手前で結婚。
その後も仕事を続けるという子が多かったので、
周りと自分を比較して何をしているんだろうと落ち込みました。
今思うと、人も人生も鏡。
数日泣いていたけれど、それは愛する人を失った悲しみからではなく、残ったものがアラサー独身無職という現実への絶望感だったと気付きました。(自己中ですね…)
それでも、「手に職つけて一人でたくましく生きていこう!」と思えればよかったのですが、そんな風に思えるほど自分に自信がありませんでした。
出来ることなら尊敬できるパートナーと結婚して家庭を持ちたい…
そんなほたてを見かねて友人が婚活アプリをすすめてくれました。
試しに登録してみると…
プロフィール職業や年収が公開され、いいね♡の数が多い順にランキングされており、その生々しさに度肝を抜かれました。
そして見ているうちに
「20代と30代って、婚活市場では大きな差があるのでは…?」
と思いました。
実際、プロフィール欄に“お相手は20代限定で探しています”という記載を何度かみかけました。
嫌な思いしたらすぐ退会すると決めて、20代のうちに始めました。
婚活アプリやマッチングアプリを怖いと思う人も多ですよね。
・年収、職業を詐欺られた
・遊びだった
・写真とちがう
などなどネットでは良くないうわさもありますよね。ごく一部ですがアプリを使った事件などもあります。
結婚相談所のように仲人を介さず、メールだけでやりとりした相手と直接会ってデートするので、ゼロリスクでないと嫌という方は、相談所の方がいいかもしれません。
実際アプリでうまくいかず、結婚相談所でスムーズに決まった友人がいます。
ほたての場合、数人お会いできた方は誠実で、失礼なことや怖いと思うことは一度もありませんでしたよ。
控えめで可愛らしい友人も、アプリで出会った男性と半年でスピード婚しました。
結婚が全てではありませんし、ゴールではなくスタートです。
相手のことを深く知るには期間が短いので、後々隠し事などが発覚するかもしれません。それは恋愛結婚でも同じですね。
特に今は不景気で結婚が贅沢と言われるくらいですし、家長制度も薄れ、そこまで子供を作ることを求められなくなっていると感じます。
ほたてはお互いを尊重できるパートナーと出会えたので、アプリには感謝しかありません。
もし迷っている人がいたら、背中を押してあげたいです。
ただ気をつけて欲しいこともあるので、このお話についてはまた別の記事でまとめようと思います。
最後まで読んで頂きありがとうございました🍀
女性は背負うものが多く、男性は重いと思う
こんちには。ほたて♀です。
しがない30代前半会社員です。
職種は福祉・医療関係の正社員、既婚。
夫は地方公務員です。
これまで、
・大学卒業後、民間グレー企業へ新卒就職 (6年弱勤める)
・医療専門学校 (専門実践教育訓練制度利用 在学中に婚約破棄)
・婚活アプリで結婚 (婚約破棄でお先真っ暗のなか某アプリでスピード婚)
・民間医療機関へ就職 ←今ここ
と、何の取り得もない無能ながら、女性のキャリアや人生に迷い、なんだかんだがむしゃらに生きてきました。
決してモデルケースではなく、なんならこんなの嫌!と思われそうな私の人生。
女性の人生は選択肢が多く、良くも悪くも悩みの多いものになると思います。
私も昔は、20代後半で恋愛結婚して、30歳で出産し育休後時短勤務、戸建てに住み車を所有しペットは猫…と色々と思い描いていました。
実際は、子なし・車なし・ペットなし・賃貸住まい の自称人生ミニマリストです。
仕事、結婚、出産、子育て…
入念な人生設計を組み、ライフステージごとに完璧なタイミングを逆算…
全女性の超人化計画…
逃げちゃダメだ…逃げちゃダメだ…逃げちゃダメだ…
一方で男性は、結婚したら妻と子どもを一生養う覚悟が必要なわけで…
共働きが増えてきているものの、出産後も正社員で働ける女性は全体のほんの2割らしいです。
これからは、平等に同じだけ背負っていく時代。
最後まで読んでいただきありがとうございました🍀